書籍詳細

ガイトン生理学 原著第11版

総監訳=御手洗玄洋(名古屋大学名誉教授)
監訳=小川徳雄(愛知医科大学名誉教授)
永坂鉃夫(金沢大学名誉教授,金城大学副学長)
伊藤嘉房(愛知医科大学客員教授)
松井信夫(名古屋大学名誉教授)
間野忠明(岐阜医療科学大学学長)

A4判変型

1,180頁

ISBN 978-4-86034-724-6

2010年08月発行

書籍 定価21,600(本体20,000円+税) 数量
購入不可
立ち読み

この本は2018年3月に新版が刊行されています。

ガイトン生理学 原著第13版

 

 

 

eBook(電子書籍)

 

電子書籍は、外部サイト M2PLUS(運営・販売:エムスリー株式会社)にて、購入できます。右のボタンをクリックすると、M2PLUSのページが別ウィンドウで開きます。

詳細を見る

 

書評 

 

世界13言語に翻訳され、国際宇宙ステーションにも持ち込まれた

“ガイトン生理学”待望の日本語最新版!

 
“生理学の英雄”と評されるガイトン博士の講義形式を再現。
明快で意趣に富んだガイトンメッセージが満載された1冊。
「○○○における○○○の機能は何であろうか?」「○○○を思い出そう」
「○○○に注目してほしい」等の言葉で語りかける。
 
生理学の分野…病態生理や治療法にまで記述。臨床の現場にも有効。
オールカラー・明解簡潔なレイアウトで、生理学の初学者だけでなく臨床研究医にも役立つ。

 

【目次】                                                                       

UNIT I  生物学序論:細胞と生理学概論
UNIT Ⅱ 膜生理学,神経,筋    
UNIT Ⅲ 心 臓        
UNIT Ⅳ 循 環        
UNIT V  体液と腎臓           
UNIT Ⅵ 血球,免疫,血液凝固
UNIT Ⅶ 呼吸                  
UNIT Ⅷ 航空・宇宙・深海潜水生理学
UNIT Ⅸ  神経系:A.一般原理と感覚生理学
UNIT X  神経系:B.特殊感覚
UNIT XI 神経系:C.運動・統合神経生理学
UNIT XⅡ 消化器系の生理学
UNIT XⅢ 代謝と体温調節
UNIT XⅣ 内分泌学と生殖
UNIT XV  スポーツ生理学
 
【追憶】
ガイトン博士のこのTextbook of Medical Physiologyは1956 年に初めて出版され,以後急速に国際的な医学生理学教科書のベストセラーとなった。彼は複雑多岐な概念を明解で興味深い形で伝え,生理学の学習を楽しくする天賦の才能を持っていた。専門の同僚たちの目を引くためではなく,彼の学生に教えるためにだけ,本を書いた。学生たちからの好評が,この本を歴史的に最も広く使われる生理学教科書にしたのである。この業績だけでも,彼の遺業を称えるのに十分である。Textbook of Medical Physiology は,ガイトン博士がミシシッピー大学の医学生に講義していた1950 年代初期,講義ノートとして書き始められたものである。このとき彼は,使っていた教科書が難しいために,学生たちが代わりに彼の講義ノートのコピーを配り始めたことを知った。その経験を語った記述の中で,ガイトン博士は次のように述べている。“多くの生理学教科書は記述が散漫で,生理学の教師によって他の生理学教師のために書かれており,教師は理解しやすいが,医学生理学の基礎の学生には理解が容易ではない。
このTextbook of Medical Physiology は13 の言語に翻訳されている。彼はおそらく,歴史上誰よりも広く世界に生理学を教えた。大多数の代表的な教科書はしばしば20 人以上の著者によって書かれているが,この教科書の初めの8 版はすべてガイトン博士だけで書かれた──代表的な医学の教科書のどれにも前例のない偉業である。
-------------------------------------------
われわれはアーサー・ガイトンの素晴らしい人生に対し,その莫大な恩義に感謝しながら,ここに賞賛を捧げたい。彼はわれわれに,想像力豊かで革新的な研究の方
法と新しい多くの科学的な思考の方法を与えた。世界中の学生たちに生理学習得の方法を教え,われわれの多くには,希望に満ちた研究職の経歴を与えてくれた。われわれを奮起させたほぼすべては,彼の教育への献身と,彼を囲む人たちに最善を尽くさせるような独特の能力,その温かく寛大な心,そして彼の勇気であった。われわれは今とてつもなく大きなものを失おうとしている。しかし,彼は人としての最高の輝きをわれわれの記憶に留めるだろう。アーサー・ガイトンは,この世界の真の英雄であった。その遺業は不滅である。

John E. Hall (本書”追憶”より抜粋)