■本書の概要
救急ケアでは、①生命を確保すること、②生理的機能を正常範囲で維持すること、③苦痛の軽減、が優先される。チーム医療が推奨されているいま、医療現場で活動する薬剤師をはじめとするすべての医療人、そしてMRに向け、救急救命のための技術をわかりやすく解説した必携の救急マニュアル。
目 次
第1章 日本における救急救命医療および災害医療対策の実際を知ろう
第2章 救急医療システムの基礎知識を学ぼう
第3章 心肺蘇生法を習得しよう(一次救命処置の基礎)
第4章 心肺蘇生法の上級技術と方法を習得しよう
第5章 救急救命医療に必要な生理学的知識、バイタルサインを学ぼう
第6章 心停止に対するアドレナリン補助療法およびアナフィラキシー・ショックへの対応について
第7章 救急を要する疾患と遭遇した場合の救助法と応急手当
第8章 家庭などでの応急手当
第9章 薬学における災害・救急医療の早期教育および専門家の必要性について
付録1 救急時の処置で注意すべき事項
付録2 救急医療に関連するインターネットのサイトについて