書籍詳細

ロバートソン自律神経学 原著第3版

原著者=David Robertson(Vanderbilt University), Italo Biaggioni(Vanderbilt University), Geoffrey Burnstock(University College Medical School), Phillip A. Low(Mayo College of Medicine), Julian F.R. Paton(University of Bristol)
監訳=髙橋 昭(名古屋大学名誉教授), 間野 忠明(岐阜医療科学大学学長,名古屋大学名誉教授)
編集=岩瀬 敏(愛知医科大学医学部生理学講座教授), 長谷川 康博(日本赤十字社 名古屋第二赤十字病院神経内科部長), 菅屋 潤壹(愛知医科大学名誉教授

A4判

562頁

原著第3版

ISBN978-4-86034-304-0

2015年10月発行

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■本書の特長

自律神経学の白眉「ロバートソン」が8年ぶりに改訂

自律神経学研究の国際的な第一人者とされる米国のRobertsonを筆頭に,米国のみならず,全世界250名を超える一流の学者の協力のもと,基礎から臨床に亘る自律神経の最新の研究成果をまとめた世界的な教科書.国内10名以上の自律神経学のエキスパートにより読みやすく翻訳されている.

 

■改訂のポイント
  • 自律神経系の中枢性の統御機構に関して新しい研究成果が大きく採用された.
  • 臨床面では,多系統萎縮症,Parkinson病,Lewy小体病を伴う認知症,純粋自律神経機能不全症の4疾患を含んだ新しい概念として「αシヌクレインと神経変性」の章が設けられた.
  • 遷延性起立性低血圧,慢性疲労症候群,周期性嘔吐,たこつぼ心筋症,などの新しい疾患概念が記述され,また自律神経の臨床評価に関しても内容が一新された.

 

【目次】

I はじめに
II 生化学的および薬理学的機序
III 自律神経生理学
IV ストレス
V 病態生理学的機序
VI  心血管系障害
VII 自律シヌクレイノパチー
VIII末梢性自律神経障害
IX 自律神経障害
X 起立不耐症
XI 特殊な病態
XII 自律障害の管理