書籍詳細

バーンズ&グローブ 看護研究入門 原著第7版

評価・統合・エビデンスの生成

著=Suzan K. Grove/Nancy Burns/Jennifer R. Gray
監訳=黒田裕子(徳島文理大学大学院看護学研究科 教授), 中木高夫(天理医療大学医療学部看護学専攻 教授). 逸見 功(日本赤十字看護大学看護学部 教授)

A4判/656頁

ISBN978-4-86034-300-2

2015年09月発行

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パンフレット 正誤表
看護研究の本質的な理解と、看護の知の探求に役立つ一冊

◆改訂のポイント

  • エビデンスに基づく実践を強調することにより、看護研究者が既存のエビデンスを批判的に評価、統合し、臨床看護実践のための新たなエビデンスの生成を促す。
  • 質的研究が取り扱う現象的研究、グラウンデッドセオリー研究、エスノグラフィック研究、探索的-記述的研究、歴史研究を通じて看護の知識開発をサポートする。
  • 用語集(glossary)を巻末に置き、難解な用語の解説により本文の理解を助けている

◆その他のおすすめポイント

  • 看護研究の総合解説書として定評のある「バーンズ&グローブ看護研究入門」の改訂版。看護研究の入門から実践まで、最新の研究・事例を用いながら、包括的に解説。
  • 批判的評価(クリティーク)と統合のプロセスを実施するための詳細な内容とガイドラインを提供するほか、看護学において一般に実施される研究方法(量的研究、質的研究、成果研究、介入研究)についても広範に取り上げる。
  • エビデンスに基づいたヘルスケアのための看護研究、研究のプロセス、ツールの紹介、研究の分析とエビデンスに基づいた実践、研究計画書の書き方と助成金を得るための方略など、看護研究を包括的に、5部29章で詳述。
  • 文献からの豊富な頻繁な引用により、看護実践の研究の重要性と即時性を実証し、実際に発表された研究の文献を通じて原理を紹介。

【目次】

第1部 看護研究への招待

第1章 看護研究の世界を発見する
第2章 エビデンスに基づく看護実践を構築するうえでの研究の進化
第3章 量的研究への導入
第4章 質的研究への導入

第2部 研究プロセス

第5章 研究問題と研究目的
第6章 関連文献のレビュー
第7章 枠組み
第8章 目標、疑問、仮説、そして研究変数
第9章 研究における倫理
第10章 量的研究デザインを理解する
第11章 量的研究デザインを選択する
第12章 質的研究の方法論
第13章 成果研究
第14章 介入に基礎をおいた研究
第15章 標本抽出(サンプリング)
第16章 測定の概念
第17章 エビデンスに基づく実践の開発に用いられる測定方法

第3部 エビデンスに基づくヘルスケアへの統合

第18章 看護研究の批判的評価
第19章 エビデンス統合とエビデンスに基づく実践のための方略

第4部 データの分析、成果の決定、そして研究の伝達

第20章 データの収集と管理
第21章 統計解析概論
第22章 変数を記述するための統計
第23章 関係性を検討するための統計
第24章 予測するための統計
第25章 差を決定するための統計の利用
第26章 研究結果を解釈する
第27章 研究結果を広報する

第5部 研究のための助成金を申請し、要求する

第28章 研究計画書の作成
第29章 研究のための助成を探し求める

付録
用語集
索引